最後まで緊張感を保ちましょう

毎週、朝クレーム件数を連絡するようにし始めたところなのですが、このクレームの中に何割かは今日の職場の教養の内容のように最後に一瞬気を抜いてしまったから起こったというようなものがあるのではないかと思います。お客様といろいろ複雑なやり取りをしてようやくまとまったと思った後、入力を間違えるとか、複雑なレイアウトをやり遂げた次の簡単な商品で初歩的なミスをするなど、ふっと気が抜けた瞬間というのはミスを起こしやすく、常に緊張感を保つというのも簡単では無いと思います。ではどうしたらよいかということですが、私は最後のチェック方法を自分なりに確立することではないかと思っています。例えば私の場合だと、やらなければいけないことを数で覚えるようにしています。例えば、家を出るときに火元を確認して鍵を閉めるなら、2と覚えておき、内容はともかく2つやらなければいけないということを覚えておくという方法です。数字だけ覚えていれば何か忘れていることに気づけます。参考になるかはわかりませんが各自が自分のチェック方法を磨いて初歩的なミスを減らしていけるといいと思います。

コレステロール

「放てば手に満てり」という禅の考え方はひと昔前の断捨離や、最近のコンマリと近い考え方なのかなと思います。きっと素晴らしい境地だろうと思いながら自分ではなかなか到達できずに机に物をため込んでなかなか捨てられていないです。なぜ捨てられないのかとよくよく考えてみると、一つ一つの仕事をきちんと終わらせていなかったり、すぐに終われない仕事でも整理して一旦しまい込むことはできるはずなのですが、それができていないからだと気づきました。一つ一つの仕事をすぐやるか、やらないならいつやるかを決めてしまう、もしくはやらないと決めるという単純なことを決めてこれ以上たまらないように注意しようと思います。

トヨタ流では問題が無いというのが一番問題だといわれます。なぜかというと問題がないなんてことはあり得なくて、あるのに気づいていない、気づいていない問題には対処できないということからです。自分の机の状況に慣れてしまい問題と感じなくなってきている自分を戒めようと思いました。

締切は自己成長の糧と心得ましょう

自分が学生だったころの経験や、これまでいろいろな会社で仕事をしてきた経験からしても締切があることで仕事に集中できたり、また間に合わない仕事をうまく調整して他への影響を少なくしたり、実はそれほど重要でない仕事に見切りをつけて重要なことに集中できるようになったりと苦しい反面いろいろなご利益があったと思います。

今は特に誰かに管理されない立場になっているので自分で計画を立てて、その日程間に従って仕事をこなすようにしていかないといけないと思いました。

場も心も整えましょう

机の上がなかなか整頓できないので来年は整頓された机の上を目指して頑張りたいと思っています。なので今年の大掃除は机の整頓を徹底的に行いたいと思っています。机の上があれていると仕事が雑になったり忘れたりすることが増えるので来年一年気を付けていきたいと思います。

ここにいらっしゃる方の大半は私より机がきれいな人ばかりなので私が言うことでもないのですが、同じように机の上が普段より散らかっているときは普段より仕事が雑になってしまうのではないかと思います。私も今より少しでも整頓できるように頑張りますので、皆さんも今より少しでも整頓できるように頑張っていただければと思います。

自分を省みる習慣を作りましょう

私には最低でも年に数回、自分を省みるタイミングがあります。それはボーナス額や昇給額を決めたりする時です。過去の支給額と上司が出した評価を確認して昇給額を決めるわけですが、そのたびに中小企業の社長というのは難しい仕事だなと実感し、またどうすればよい社長となるのかを考えます。

今週末までにボーナスを支給させていただきますが、各自、自分の役職として期待されている仕事はなにか。それが出来ているかを振り返る機会としていただければありがたいと思います。

まず行動に移してみましょう

いろいろな人が朝話をするのを一番近いところで聞いていると、「うまいこと言ううなあ」とか、「仕事や経営理念にうまく結びつけて話すなあ」と思うことがよくあります。私は毎週こうやって話しをする機会があるのですが、なかなかそういう良い話をすることができていないのでとりあえず、事前に何を言うか決めておくということを続けています。これも今日の心がけの「まず行動にみましょう」ということの実践だと思います。

今年は昨年より売り上げが少ないですが、逆に新しいことに取り組むチャンスだととらえて一人ひとりが新しいなにかを行動に移してみてください。そうすれば1年後には会社に新しい芽が出てくるはずです。よろしくお願いします。

目の前にいる人を大切にしましょう

スマートフォンを使うようになってから今日の職場の教養にあるような状態になっていることが自分でも多くなったと思います。スマートフォンを使わない時間を作ろうと思ってもなかなかできなくなってきて、子供もテレビといえばアマゾンとかdTVとかのオンデマンドビデオで地上波を見ることがなくなってこれでいいのかと思うこと多いです。

美濃クラフトの日常業務でも少しずつデジタル化されていくこともあると思います。デジタルの良さ、アナログの良さそれぞれをうまく取り入れて使う人にとってよい仕組になるようにしていきたいと思います。

平均値の罠

前にいた会社の管理者講習で聞いたことなのですが、アメリカの心理学者であるマズローという人が唱えたマズローの欲求5段階説というものがあるそうです。

これは人の欲求を「生理的欲求」、「安全の欲求」、「社会的欲求」、「自我(承認)の欲求」、「自己実現の欲求」という5段階の欲求に分けて分類したもので、前から順に満たされると次の欲求が現れるそうです。最初のほうは生理的欲求、安全の欲求と生物として生きていくための欲求で、次の社会的欲求は仲間が欲しいとか友情、愛情が欲しいといった欲求、自我の欲求は人に認められたいという欲求でここまでの4つの欲求は欠乏動機と言われ満たされないと病気になってしまうようななくてはならないものだそうです。それに対して最後の自己実現の欲求は成長動機といわれるものです。

前にいた会社では管理者はこうした欲求を理解したうえで部下の指導をしなければいけないと教えられたのですが、教えられた当時から難しく感じていた内容で、正直なところ今でもこれを常に意識して行動するということはできていないですが、こういう時々に思い出すだけでもなにかの効果はあるのかなと思いますので思い出した時だけでも意識できるようにしたいと思いました。

心の幅を広げる

今の会社に来てから岐阜地域の中小企業の社長、後継者の方々に会う機会が増え、いろいろ話を伺うのですが、立派な社長になるほどいろいろな本や新聞を普段から読んでいるということを知りました。

その中でも一番本を読んでおられる社長の会社では社員がビブリオバトルということをやっているそうです。ビブリオバトルというのは参加者が本の書評を皆の前で発表し、聞いた人が一番読みたいと思った本が優勝というルールのゲームです。その社長の会社は毎年成長を続けているそうでビブリオバトルのようなゲームが継続して行うことができる社風が会社の成長の原動力なのかと思いました。会社は社長の器以上には成長しないということが言われます。こういった社風を築き上げてきた社長の器は大きいと思うとともに、自分の器はどうなのだろう。すこしでも器を大きくするためにももっと新聞や本を読もうと思いました。

自分から声をかけましょう

この例にあるような英語と日本語というような言葉の壁がなくてもコミュニケーションというのは難しいと思います。自分もパソコンに向かっていると挨拶がおろそかになることがあるので朝の挨拶、帰りの挨拶を特に気を付けてするようしたいと思いました。