LibreOffice ビルド@Win10

LibreOfficeのファイルの別名保存で最後にセーブしたフォルダが開かなくなったので新しいバージョンのLibreに移行したくないといわれたため方法を探るためにLibreのビルド環境を構築してみた。( 理想は上級者向けオプションで設定可能であることを発見することです。)

最初はLODEの説明ページ(https://wiki.documentfoundation.org/Development/lode)に従ってやっていたが、makeでエラーが頻発したため、VisualStudio2017でのビルド説明が少し多い別の説明ページ(https://wiki.documentfoundation.org/Development/BuildingOnWindows#Visual_Studio_2017)でやり直した。ただ、このページの説明のままだと32bit版となるようなのですこしオプションを追加した。

ちなみにビルド完了するとHDD容量を30GBくらい使います。

/cygdrive/c/sources/libo-core/autogen.sh –with-external-tar=/cygdrive/c/sources/lo-externalsrc/ –with-junit=/cygdrive/c/sources/junit-4.10.jar –with-ant-home=/cygdrive/c/sources/apache-ant-1.9.5 –enable-pch –disable-ccache –with-visual-studio=2017 –with-lang=ja –enable-debug –enable-64-bit

なお、Visual Studio 2017 community(VisualC++はもちろんインストール済)でやっているので「–with_visual-studio=2017」と日本語指定の「–with-lang=ja」を追加してます。

LODEの説明でうまくいかなかった理由はよくわからないが、makeのプログラムのバージョンの違いかPCのウィルス対策ソフトの誤検知のどちらのような気がする。ウィルス対策ソフトを切っても一定時間で再起動してくるので苦労?しました。

ところで、当初の目的であったVisualStudioでのLibreのデバッグ環境ですが、確かに出来上がったように見えます。が、ソースファイルの構造がさっぱりわからないのでここからファイルオープンのダイアログを呼び出すところを探せる気が全くしないです。なんかブレークポイントも効かないような。

最新版はメニューバーのアイコンのデザインがすっきりしているのでなんとなくおしゃれな感じなのがいいですね。(開発中版で、インストーラーの作り方もわからないので意味ないですけど)

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