令和に蘇るポートピアのなぞ

某有名ゲーム会社が技術プレビューとして大昔のアドベンチャーゲーム(もはやこの言葉で意味が通じるのは中高年だけだが)にAI機能を付与して復活させたらしい。ブログマスターもChatGPTとおしゃべりして、これがゲームに搭載されたらネット廃人ならぬAI廃人が生まれるのではと思っていたので大いに興味があって公開と同時にダウンロードしてみた。ダウンロード時にSTEAMの評価が悪かったのが気になったが、公開日なのでまだ正確な評価ではないのだろうと思っていた。ダウンロードサイズは10Gくらいで、さすがにチャットできるAIモデルが入っているんだからこれくらいは必要だよねと思っていた。まだこのころまでは。

起動したら状況説明がものすごい勢いで流れていきなり現地で聞き込みすることになったが、これはゲームとしてまだオープニングを作りこんでいないんだから仕方がないと思ったのだが、問題はここからだった。ChatpGPTに話しかける感覚でヤスに話しかけてみたら「エッ」とか聞き返してくる。こんにちはといわれたらこんにちはとか、よろしくお願いしますとか言えよと思ったが、捜査に関係ないことはダメなのかと思いなおし、次にまわりを見ろといっても「エッ?」である。自分では見渡せないんだからヤスに見ろと言っているのだが、全く理解してくれない。AIのはずなのだが全く会話力がないのだ。ヤスと話しながら操作するのだと思っていたのが期待外れもいいところであった。

某巨大企業はいったい何を思ってこのような低レベルなゲームを公開したのだろうか。確かに説明に不適切な会話をする可能性があるため技術開発が進むまではチャット機能をOFFにしてあると書いてあるのだが、それにしてもひどい。チャット機能をOFFにしたためにこうなってしまったのだろうか。ダウンロードサイズからするとチャット機能用のデータは含まれていると思われる。きっと誰かが機能をONにする方法を発見してくれるのではと思う。それまで楽しみに待つことにする。

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