なぜか2がでたRPGのなぞ

最近オクトパストラベラーというくそげーを少しプレイした。少しなのにくそげーというのかといわれそうだが、くそげーだから少しなのだ。このゲームにファンがいるというのが正直理解できない。HD-2Dはよく頑張ったとは思うが、ピクセルで頑張るよりはボクセルで頑張ってほしかったというのが正直なところ。しかしくそげー評価なのはそこではない。ストーリである。ネタバレというほどプレイしていないので大丈夫だと思うが、まず最初に主人公を選択する。しかしその後、各主人公を仲間にして都度その主人公のストーリを見なければいけない。もちろん、最低限の人数だけ仲間を増やしてプレイすることも可能だが、主人公の次のストーリの推奨レベルが20後半なのだ。マップには推奨レベルがあるのでどこまでも旅ができるわけではなく同じ道を周回するか、仲間を増やしてその仲間のストーリをやりながらレベルを上げるかの選択となる。なんで今の時代こんな無駄なレベル上げしなきゃならんのよ。まだくだらないお使いクエスト盛りだくさんのゲームのほうがまし。何しろお使いすらないんだから。しかも仲間のストーリが仲間の有無で変わらない。ストーリパートになると急に一人旅に戻って、ストーリ中の戦闘になるとフルパーティになるのである。誰を主人公に選んでどの順番で仲間にしようが関係ないなら主人公選ばなくてもよくない?てっきり主人公の人数の回数楽しめるゲームなのかと思ったよ

しかも仲間が集まる理由がない。各自全く別の目的で旅を始めたのに何でお前ら仲間になってるの感がすごい。足を洗っていない盗賊と神に仕える神官?がなんで一緒に旅してるの?神官は義理の父親が死にかけてるのに盗賊の手助けしてる暇あるの?それに加えて町の普通の人から盗みまくれるシステムは不快でしかない。盗みまくると善行値が下がって最後の試練がとかそういうわけでもなさそう。このシステムを開発した人間は頭のネジが悪いほうに外れてると思った。一応2つ目のストーリーが進められるくらいまでレベルは上げたが、この出来のゲームに時間を使うのがむなしくなって中断。正直ロマサガを見た後ではゴミでしかない。ロマサガもいろいろ問題はあったし、最初から楽しめたかというとそうではないけど、システム設計、シナリオ設計を頑張ったというのはよくわかった。戦闘回数で時間が進んだり、その結果敵が強くなったり(これでドラクエのラスボス近くの町の敵が強いのに生活できるのかという疑問を解決したし)クリアしても全く知らないストーリがあちこちに存在する世界の広がり感があった。うまく機能していないところもたくさんあったと思うがたくさんの主人公がいてその中から選んでロールプレイするというのに必要なことは何かを真剣に考えてシステムを作ったのが伝わってきた。

それに対してオクトパストラベラーはいったい何なんだ。適当に8人のストーリを作ってそれをただ同じソフトに入れて無理やり全員のストーリを追わないと進めにくいシステムにするという。同じ会社が作ったソフトには思えないレベルの低さ。スクエアエニックスはどんどんダメになってくるなとつくづく感じる。なんか最近ゲーム、とくにRPGをやれなくなったのは自分が変わったのではなくてゲームから何かが失われたんじゃないかと思うのであった。

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