4コーナーモデルを採用しているらしい。要するに電子メールと同じモデルで、発行者、発行側サーバー、受信側サーバー、受信者の4アクターがいて、発行者は送り先を指定して発行側サーバーに渡すとサーバー間でやり取りをして受信者のメールボックスのようなところに届くらしい。おそらく発行側サーバーは発行者の受信側サーバーでもあるだろうからこのシステムでデータを送るにはどこかのサーバーと契約してアカウントをもらう必要があることになる。
ハードインフラ的にはメールサーバーと大差なさそうなので格安でアカウントを取得できれば問題ないがなんとなくだが初期はかなり高価なのではないだろうか。Peppol自体がヨーロッパによくある仕様書を公開してオープンと言いながら実際は特定の団体の実装を買うしかないという商売っぽいので安く普及というのは期待できないかもしれない。日本用に拡張もされてるのでそのまま使えるオープンソースのコードも期待できなさそうである。これを自社システムに組み込めたらそのコードで商売できるレベルの最新中の最新の話っぽいので仕様書を長めならがもう少し様子を見てみたいと思う次第である。