インボイス制度で赤字になる太陽光発電のなぞ

ちまたではインボイス制度対応に大忙しのようだ。自社にもインボイス対応のために新しいシステムを導入しませんかみたいな話がくるし、ネットではフリーランスが騒いでいるようである。さて今回は巷で騒がれていない落とし穴についてである。

これを読んでいる人がいるとしてその中の一定数の人はおそらく太陽光発電装置を屋根に載せていることだろう。果たしてその人たちはどれだけがインボイス制度で発電額が10%目減りすることになること気づいているだろうか?というのは太陽光発電での買い取り時に消費税が支払われているからである。知らないうちに益税をもらっていたわけだがこれがインボイス制度でなしになってしまうのである。大多数の自宅発電所は年間10万~20万くらいの範囲内ではないだろうか。ということは1万から2万売電収入が目減りすることになる。2019年の時点で国内の自家用太陽光発電施設数は2,676,116件らしい。2年経過しているので3,000,000件くらいになっていると思う。ここから例えば1件あたり1.5万円とすると450億円の増税となる微妙に全体ではそこまで大きな金額ではないが1家庭年間1.5万は結構大きい。なぜかこのことを誰も言わないのが不思議である

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